IFUJI BOXMAKER

IFUJI BOXMAKERのオーバルボックス/長野県

長野県松本市で木を素材に家具や器などを手がける木工作家、井藤昌志さんによるプロダクトライン IFUJI BOXMAKERのオーバルボックス。サクラ材、亜麻煮油ベースの自然塗料と蜜蝋ワックス仕上げのものと、ミルクペイント(色:ネイビー)仕上げ、三度黒のBLACK SERIESを各サイズ店頭にて展示販売しております。

19世紀のアメリカで、簡素で優美な生活様式を遺したシェーカー教徒が作っていたこの楕円の箱(=oval box)は、200年もの間、暮らしのなかで受け継がれてきました。Pantry Boxとも呼ばれ、液体以外のものを保存する容器としてキッチンで使われたり、作業場でボタンや裁縫道具を入れたりと、生活の実用品としてつくられたものです。「美は有用性に宿る」というシェーカー教徒の考えのひとつであるこの言葉がぴったりくる名品です。シェーカー教徒が遺したものを忠実に復元した技法で、ひとつひとつすべて手作業で製作される井藤昌志さんのオーバルボックスは、まさに「Perfection = 完璧」。何を入れよう、そう考えながらどのサイズにするかを慎重に選ぶこともまた、お楽しみのひとつなのではないでしょうか。ぜひ、お手に取ってご覧いただけたらと思います。

今までBLOGでご紹介したIFUJI BOXMAKERの記事はこちらをご覧ください

MORE ARTISTS AND MAKERS